令和2年秋期試験問題 午前Ⅰ 問5

複数のサーバを用いて構築されたシステムに対するサーバコンソリデーションの説明として,適切なものはどれか。

  • 各サーバに存在する複数の磁気ディスクを,特定のサーバから利用できるようにして,資源の有効活用を図る。
  • 仮想化ソフトウェアを利用して元のサーバ数よりも少なくすることによって,サーバ機器の管理コストを削減する。
  • サーバのうちいずれかを監視専用に変更することによって,システム全体のセキュリティを強化する。
  • サーバの故障時に正常なサーバだけで瞬時にシステムを再構成し,サーバ数を減らしてでも運転を継続する。
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分野 :テクノロジ系
中分類:システム構成要素
小分類:システムの構成
解説
サーバコンソリデーションは、仮想化技術を用いることで、複数の専用サーバに分散・非効率化していたアプリケーションや機能を1台(または少数)の物理サーバに整理統合することです。物理サーバの台数が減るので、保守費用、消費電力、設置スペースなどの維持管理コストの削減を図ることができます。コンソリデーション(consolidation)は、統合、統一、合併、整理などの意味を持つ言葉です。

したがって「イ」が正解です。
  • ストレージ統合の説明です。
  • 正しい。サーバコンソリデーションの説明です。
  • 管理コンソールの説明かと思われます。
  • 縮退運用(フォールバック)の説明です。

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