平成27年春期試験問題 午前Ⅱ 問1
問1解説へ
ISO 21500によれば,プロジェクトガバナンスを維持する責任は誰にあるか。
- プロジェクトの管理面でプロジェクトマネージャを支援するプロジェクトマネジメントチーム
- プロジェクトの立上げから終結までのプロセスを指揮するプロジェクトマネージャ
- プロジェクトの要求事項を明確にし,プロジェクトの成果を享受する顧客
- プロジェクトを承認して経営的判断を下すプロジェクトスポンサ,又は上級経営レベルでの指導をするプロジェクト運営委員会
正解 エ問題へ
分野 :マネジメント系
中分類:プロジェクトマネジメント
小分類:プロジェクトマネジメント
中分類:プロジェクトマネジメント
小分類:プロジェクトマネジメント
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解説
プロジェクトガバナンスとは、プロジェクトの実行・管理を確実に実現する要員を選定し、ワークパッケージに割り当て、責任と権限を明確にするというプロジェクトに関わる一連のプロセスを組織的に指揮し、コントロールする枠組みです。ISO 21500では「組織を指揮しコントロールする枠組み」と定義されています。
プロジェクトガバナンスは、個々のプロジェクトよりも1段上でコントロールを行う枠組みです。このため個々のプロジェクトより上位の権限を持つ、プロジェクトスポンサやプロジェクト運営委員会が維持する責務を担います。ISO 21500でも「一般に、プロジェクトの適切なガバナンスを維持する責任は、プロジェクトスポンサ又はプロジェクト運営委員会に割り当てられる」と明記しています。
したがって「エ」が正解です。
プロジェクトガバナンスは、個々のプロジェクトよりも1段上でコントロールを行う枠組みです。このため個々のプロジェクトより上位の権限を持つ、プロジェクトスポンサやプロジェクト運営委員会が維持する責務を担います。ISO 21500でも「一般に、プロジェクトの適切なガバナンスを維持する責任は、プロジェクトスポンサ又はプロジェクト運営委員会に割り当てられる」と明記しています。
したがって「エ」が正解です。
- ISO 21500
- プロジェクトマネジメント分野の国際規格として2012年9月にリリースされた規格
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