平成28年春期試験問題 午前Ⅰ 問5
問5解説へ
仮想サーバの運用サービスで使用するライブマイグレーションの概念を説明したものはどれか。
- 仮想サーバで稼働しているOSやソフトウェアを停止することなく,他の物理サーバへ移し替える技術である。
- データの利用目的や頻度などに応じて,データを格納するのに適したストレージヘ自動的に配置することによって,情報活用とストレージ活用を高める技術である。
- 複数の利用者でサーバやデータベースを共有しながら,利用者ごとにデータベースの内容を明確に分離する技術である。
- 利用者の要求に応じてリソースを動的に割り当てたり,不要になったリソースを回収して別の利用者のために移し替えたりする技術である。
正解 ア問題へ
分野:テクノロジ系
中分類:システム構成要素
小分類:システムの構成
中分類:システム構成要素
小分類:システムの構成
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解説
ライブマイグレーション(Live Migration)は、ある物理サーバ上で稼働している仮想マシンを、OSやソフトウェアを停止させることなく別の物理サーバに移し替え、処理を継続させる技術です。切り替えによるダウンタイムはほとんどゼロで、移動前の処理やセッションが全て引き継がれるため可用性を損なうことがありません。
"Migration"には「移動」や「移住」などの意味があり、"live"は「生で」「生の」と訳されるので、2つを繋げた"Live Migration"は、アプリケーションを実行状態のまま移動させる技術ということを表しています。
"Migration"には「移動」や「移住」などの意味があり、"live"は「生で」「生の」と訳されるので、2つを繋げた"Live Migration"は、アプリケーションを実行状態のまま移動させる技術ということを表しています。
- 正しい。ライブマイグレーションの概念です。
- ストレージ自動階層化の概念です。
- マルチテナントの概念です。
- リソースオンデマンドの概念です。
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