平成31年春期試験問題 午前Ⅱ 問10
問10解説へ
どのリスクがプロジェクトに対して最も影響が大きいかを判断するのに役立つ定量的リスク分析とモデル化の技法として,感度分析がある。感度分析の結果を示した次の図を何と呼ぶか。
- 確率分布
- デシジョンツリーダーイアグラム
- トルネード図
- リスクブレークダウンストラクチャ
正解 ウ問題へ
分野 :マネジメント系
中分類:プロジェクトマネジメント
小分類:プロジェクトのリスク
中分類:プロジェクトマネジメント
小分類:プロジェクトのリスク
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解説
- 確率分布は、スケジュールやコストの取り得る範囲をグラフで示したもので、グラフの形状が値の不確実性を表します。PMBOKでは三角分布とベータ分布が使用されることが多いとしています。
- デシジョンツリーは、意思決定の各段階の選択肢を樹木構造で示した図に基づいて、最適な結果を得るための経路を視覚化した図です。数値をもとに最適な意思決定を探るため定量的リスク分析で用いられます。
- 正しい。トルネード図は、基準値を軸にして項目ごとの不確実性の幅を表示した特殊な棒グラフで、感度分析において変数同士の相対的な重要度を分析する手法として用いられます。一般的には軸からの変動幅が大きい順に上から並べられます。
- リスクブレークダウンストラクチャ(RBS)は、区分に従ってリスクを階層的に表した図です。定性的リスク分析で用いられます。
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