平成24年春期試験問題 午前Ⅱ 問10
問10解説へ
コンフリクトマネジメントを行う際の指針のうち,適切なものはどれか。
- コンフリクトの解決に当たっては,過去の経緯ではなく現在の課題に焦点を当てる。
- コンフリクトの解決に当たっては,個人の人間性に対して焦点を当てる。
- コンフリクトは避けられるものであり,一切発生しないようにマネジメントする。
- コンフリクトは当事者間の課題であり,当事者だけで解決する。
正解 ア問題へ
分野 :マネジメント系
中分類:プロジェクトマネジメント
小分類:プロジェクトのコミュニケーション
中分類:プロジェクトマネジメント
小分類:プロジェクトのコミュニケーション
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解説
コンフリクト(Conflict)は、日本語で「紛争」「葛藤」「衝突」「争い」などを意味を持ちます。コンフリクトマネジメントは、プロジェクト内で発生する対立に能動的に関わり、早期に解決することでチームの改善・成長に導くための活動です。問題の解決に当たっては、個人の人間性や過去の経緯を問題にせず、直面している課題や現在に焦点を当てることがポイントです。
- 正しい。過去ではなく現在の課題に焦点を当てます。
- 個人の性格を問題にするなどのように人間性に焦点を当ててはいけません。
- 集団活動であるプロジェクトにおいてコンフリクトの発生は避けられるものではありません。コンフリクトマネジメントではコンフリクトの発生を前提とした活動を行います。
- 問題はチーム内で共有し、チーム全体の問題として早期解決を目指します。
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