平成25年春期試験問題 午前Ⅱ 問10
正解 ウ問題へ
分野 :マネジメント系
中分類:プロジェクトマネジメント
小分類:プロジェクトの時間
中分類:プロジェクトマネジメント
小分類:プロジェクトの時間
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解説
プレシデンスダイアグラム法(PDM法)は、個々の作業を四角で囲み、作業同士を矢印で結ぶことで作業順序や依存関係を表現する図法です。
作業同士の関係を表すという意味ではアローダイアグラムと同じですが、アローダイアグラムでは作業を矢印で結合点を丸のノードで示すので、記述方法が根本的に異なります。またアローダイアグラムでは、ある作業の終了が別の作業の開始条件となる「終了-開始」(FS:Finish to Start)の依存関係しか表現できませんが、プレシデンスダイアグラムではこの他に、「開始-開始」(SS:Start to Start)、「開始-終了」(SF:Start to Finish)、「終了-終了」(FF:Finish to Finish)の関係を記述できることが特徴です。
プレシデンスダイアグラム法では個々の作業を表す四角の四隅に数字を記述することがあります。これはそれぞれ次の意味をもちます。プレシデンスダイアグラムを作図する場合は、まずは各作業を四角で囲び、依存関係に注意しながら最早開始日と最早完了日を書き入れます。全体の最短完了日数が14日とわかるので、そこから逆算して最遅終了日、最遅開始日を書き入れます。(クリティカルパス上の作業は、最早開始日=最遅開始日、最早終了日=最遅終了日になります)余裕時間は最遅開始日と最早開始日の差なので、作業Dの余裕時間は、
12日-5日=7日
したがって「ウ」が正解です。
この解説ではプレシデンスダイアグラムを描いて解きましたが、この設問では全ての順序関係がFSなので、アローダイアグラムを描いて最短完了日数を求め、
作業Dが開始していなければならない日=12日目
作業Dが最早開始日=5日目
作業Dの余裕時間=12日-5日=7日
と導くことも可能です。
作業同士の関係を表すという意味ではアローダイアグラムと同じですが、アローダイアグラムでは作業を矢印で結合点を丸のノードで示すので、記述方法が根本的に異なります。またアローダイアグラムでは、ある作業の終了が別の作業の開始条件となる「終了-開始」(FS:Finish to Start)の依存関係しか表現できませんが、プレシデンスダイアグラムではこの他に、「開始-開始」(SS:Start to Start)、「開始-終了」(SF:Start to Finish)、「終了-終了」(FF:Finish to Finish)の関係を記述できることが特徴です。
プレシデンスダイアグラム法では個々の作業を表す四角の四隅に数字を記述することがあります。これはそれぞれ次の意味をもちます。プレシデンスダイアグラムを作図する場合は、まずは各作業を四角で囲び、依存関係に注意しながら最早開始日と最早完了日を書き入れます。全体の最短完了日数が14日とわかるので、そこから逆算して最遅終了日、最遅開始日を書き入れます。(クリティカルパス上の作業は、最早開始日=最遅開始日、最早終了日=最遅終了日になります)余裕時間は最遅開始日と最早開始日の差なので、作業Dの余裕時間は、
12日-5日=7日
したがって「ウ」が正解です。
この解説ではプレシデンスダイアグラムを描いて解きましたが、この設問では全ての順序関係がFSなので、アローダイアグラムを描いて最短完了日数を求め、
作業Dが開始していなければならない日=12日目
作業Dが最早開始日=5日目
作業Dの余裕時間=12日-5日=7日
と導くことも可能です。
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